ソニーからソニーらしさの光る新商品が発売されるそう。
「
vaio type p」
がそれ。
液晶画面8インチ 重さ約600グラム 価格10万円弱
持っていること自体でワクワクする。そんなソニー商品だ。
ここ最近はなかなか
「やっぱりソニーだな」
そう言われる商品が出てこなかった。
今回のこれは、消費者からのそういった声が聞こえてきそうな
ワクワクする商品のような気がする。
ソニーという企業は日本を代表する電機メーカーである。
日本にはパナソニックや日立、東芝といった大手電機メーカーがあるが
僕はソニーという企業はダントツ、抜きに出ていると思っている。
日本の誇るグローバル優良企業だ。
創始者である井深大。
彼は日本の将来をものづくりによって切り開こうとした
偉大な起業家である。
だが彼が会社を興し、初めて開発したものは
木製の桶の底に電熱線を取り付けただけの炊飯器であった。
結局数個しか売れず、失敗からのスタートであった。
現在の洗練されたイメージの企業とは程遠い、小さな町工場のひとつ。
素晴らしいアイディア、独創的な画期的な商品を
引っさげての起業ではなく、まずは法人として会社を興してからの
スタート。明確な商品イメージはなかった。
21世紀に入って流行した
アイディア勝負・鳴り物入りで起業するような華やかさはなかったのだ。
だが、画期的な1つのアイディア・商品を頼りに起業したわけでもない。
今は、流行に乗っただけの一過性に終わってしまう
ベンチャー企業が多い中、当時のベンチャー企業ソニーは違っていた。
ソニーには創業当時から現在まで一貫して変わらない一つの信念がある。
「世の中になかったものをつくろう」
それがソニーの全てである。
この変わらない信念が社内のひとりひとりに根付いていたからこそ
ウォークマンも、AIBOも、生まれてきた。
苦しい起業当時、なかなか売れる商品の開発が出来なかった井深は、
それでも数人しかいない社員たちを必死で勇気付けた。
「鍬で土を耕しながらも、夢見る人になろうよ」
そういって、自分たちの信念を貫き通した。
今でも、ソニーのスピリットは死んではいない。
経営者が変わっても、時代が変わっても
脈々と流れる確固たる企業理念が変わらない限り、
井深大の強い信念が従業員たちの心に残っている限り、
ソニーは、世界を代表する日本のトップ電機メーカーで
あり続ける。ライバルたちには、そう簡単には負けない。
僕はそう思っている。
今回のVAIOがそんなソニーを象徴する商品となれば
僕はうれしい。